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【外壁塗装工事の保証】工事後のトラブル、不具合を見つけたら

最終更新日 : 2023.11.10

工事後に不具合が生じてしまうことがあります。そういったときのために保証があると安心です。

姫路市にある外壁塗装・屋根塗装、防水工事、外装リフォーム専門店ハウスレンジャーの平山です。

屋根や外壁塗装工事をした後に、弊社のような塗装会社が発行した工事保証や、塗料メーカー発行の製品保証などが、施主様の手元に保管されていると思います。

今回は、外壁塗装工事後にお客様から入った相談事例とともに、外壁塗装の工事保証についてお伝えしていきます。工事後の『保証』についても知識を身につけていただけたらと思います。

劣化しやすく、不具合が起こりやすい箇所

例えば、日当たりの良い外壁箇所、逆に日当たりが悪くジメジメした箇所。同じ材料を使用して施工しても方角や環境によって劣化の進行に違いがあります。

お家の外に設置してある階段など、雨水にさらされ水の流れが生じる場所付近は、塗装膜やシーリング（コーキング）が気候の影響を著しく受けてしまうことがあります。丁寧に下地処理を行い塗装をしても、水が侵入してしまった場合、塗装膜の下に入った水分が蒸発するときに膨らんでしまうことがあります。

また、塗装に不向きな素材もあります。

その不具合は工事保証対象？保証の範囲内なのか？

もし、塗装工事後に不具合箇所を発見したら、

「保証期間は何年なのか」「どんな不具合を保証してくれるのか」「どの部分の保証をしてくれるのか」などが重要となってきます。

・保証期間内が対象

・施工業者の手抜き工事や施工ミスによるものが対象

・保証範囲となっている部分を確認する

※塗料の種類や施工店によって、それぞれ保証期間や保証内容が異なっています。
※特に付帯部分は、外壁と素材や塗料が異なっているため保証範囲なのかチェックが必要。無償サービスで塗った部分は保証範囲外となっています。

お住まいの付帯部分とは、外壁や屋根以外の細かい部分。軒天、雨樋、破風、鼻隠し、水切りなど。

外壁塗装後の不具合に関するA様からのご相談

以前のアフターメンテナンスの際には起きていなかった症状【外階段の踏板・蹴込み部分に生じた塗膜の膨れ】を発見。弊社の塗装工事内容に不信感を抱き、相談を受けたケースをご紹介します。

「これは保証対象にならないの？」

今回の工事保証書に記載されている保証内容を確認すると

・保証期間は随分前に過ぎている

・外階段は、保証箇所の外壁ではなく、保証範囲内になっていない箇所

以上のことから、保証対象ではありません。

A様は、保証書を熟読され、第三者機関にも足を運ばれて相談されたが、保証内容には不備やおかしいところは見当たらない。保証対象にならないことが確認できたのですが納得ができず・・・

「保証期間は過ぎてるけど、これって工事に問題なかったの？」

そこで、工事プランは保存しておりますので、振り返って確認をしていきます。

プラン１
当初の見積もりは外壁塗装工事のみのプランになっています。
問題となっている外階段については、別工事（長尺シート貼り）プランを提出。それは、塗装には向かない素材と環境のため、適した工事の提案をしました。

プラン２
しかし、工事費用の面で折り合いがつかず、工事費用をもう少し安くなるような工事内容に変更をご希望されて、塗装で再プランを提出しました。
ハウスレンジャーでは、塗装工事はお勧めできません。塗装した場合、このような症状が今後、発生する恐れがあると説明し、納得されたうえの塗装工事となりました。