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手を抜かない塗装工事の下地補修。鉄部分のサビ・倉庫のサビ編
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やれやれ、作業中のレンジャー部隊を発見!
なんか、匂うぞ?音がするぞ!
気になり、表にまわってみた。
何か、塗ってる…
あれっ、一人か?
いやいや、もう一人いるはず。
これはこれはチさんじゃないか。
気を遣って、手を停めてくれる。大丈夫だよ、こちらが邪魔をしてごめんよ。
なにやら、手に持っているものを見ると、【プライマー】と書いてある。
プライマー??
どうやら、コンテナ倉庫のプライマー作業をしているみたい。
プライマーとは、外壁塗装を行う際の下塗り塗料のことです。プライマーの中には「シーラー」「フィラー」などと呼ばれる種類の下塗り塗料もあります。
英語のprimary(最初の)が語源で、「最初に塗る」という意味から、現在では下塗り用塗料として使われています。
最初に行う「下塗り」のことで、その後に塗る中塗りや上塗り用塗料(仕上げ塗料)を外壁表面にしっかり密着させるためのものです。要するに、接着剤の役割です。
どんな下地に塗装をほどこすかによって、適しているプライマーは異なり、素材に適した系統のプライマーを選ぶ必要があります。
壁の素材が金属か木材か、もしくはプラスチックかなどによって適したプライマーは異なるので、素材に合ったプライマーを使用することが大切です。
塗装をする素材にマッチしないプライマーを使用すると、外壁の劣化が進んで耐用年数を縮めてしまう可能性が生じることもあります。
塗装面の凸凹をなめらかに整える役割や外壁塗装の安定を高めるために、なくてはならない存在です。
もし、下塗り材を使わずに、仕上げ塗料をいきなり塗ってしまうと、外壁表面に塗装が付着せず、接着性が損なわれてすぐに剥がれてしまったり、耐久性が低い塗膜になってしまいます。
この3回塗りの省略は、悪徳業者の手口として特に知られていますので、外壁塗装の見積書を見るときは、「下塗り」の工程がどこにあるか、必ず目を通しておく必要があります。
下塗り塗料を使用することで、塗装の仕上がりが美しくなるほか塗装の耐久性も高くなります。
下塗りした塗料は塗装が仕上がった時点では見えませんが、塗装を美しく仕上げ、さらに長持ちさせるためにも、下塗りは重要な工程です。
ただ、『注意点もあります!』
塗装する前の外壁・屋根の表面というのは、傷やへこみ、サビやカビなどの異物や汚れによって、わずかな凹凸があり、ザラザラしている状態です。
プライマーを塗る前には下準備も大切です。塗装する素材が錆びていたり前の塗料が残っていたりすると、プライマーがきちんと付着できなくなるため、ヤスリなどでしっかり落として(ケレン作業)からプライマーを塗ります。
少しサビのある手すりや古くなった遊具を気にせず触ったりしたら、切り傷を負うことがありませんでしたか?
いくら外壁材・屋根材と塗料の相性がよくても、凹凸や異物が表面に残っていると、その部分だけ塗料が密着できなくなってしまいます。
そのためにも、プライマー(下塗り塗料)で凹凸を埋めて平らに整え、その上から塗る中塗り・上塗りの粘着性性をアップさせる工程なので、気を付けましょう。
プライマーが付着した部分には、埃やゴミなどがつきやすくなるため、一度付着したプライマーを落とすのは困難なので、作業スペースに配慮する必要があります。
もちろん、下塗りだけでなく、下塗りを行う前に、高圧洗浄作業や、工具や機械を使った下地調整作業で、外壁素地の異物や大きなひび割れ(クラック)を除去しておくことも綺麗に仕上げて、長持ちさせるためには塗装工事のなかでも、重要な作業工程の一つです。
先日、ハウスレンジャーのコンテナ倉庫は、ニャットレンジャーがケレン作業を丸1日…いや、ちょこちょこ作業ではありますが、数日間かけて、丁寧に仕上げていました。
下塗り材には、プライマーのほかに、シーラーやフィラーなど様々な種類があります。
プライマーには、浸透力や防錆などの効果が加えられた機能性もあり、浸透性プライマーは、主にコンクリートやモルタルなどの無機質系素材の表面強化のために使われる下塗り剤です。
プライマーが外壁の内部まで浸透することによって、上から塗る上塗り材が外壁に吸い込まれなくなり、さらにプライマーが内部から外壁を強化する効果があります。
経年劣化で強度が落ちたコンクリートやモルタル壁などでは、耐久性を修復する目的で、浸透性プライマーが使われます。
サビが発生しやすい鉄部の塗装では、錆止め効果のあるプライマーを下塗りします。なぜかいうと、塗膜の強度を上げて雨漏りなどを防ぐことができるからです。
一般的なプライマーを使う場合、塗装前に下地処理としてケレン作業でサビを落としておかなければ、サビの進行を食い止めることはできません。
薬品や精密機械を扱う工場などでは、静電気が蓄積することで火災が起こりやすくなるため、工場などの塗装には「導電性プライマー」という伝導率が高いプライマーの使用が最適です。
私は臭いが気になったので、においがきつく感じるプライマー(塗料)について‥‥
ハウスレンジャーに置いてあるコンテナ倉庫の劣化状態は激しく、ケレン作業もかなり手のかかる作業でした。
ハウスレンジャーのコンテナ倉庫では使用していたタイプは浸透性が高く、水性シーラーに比べ下地強化機能、密着度に優れているうえに、下地の劣化が激しい場合に向いているものを使用していました。
乾燥時間が約30分〜1時間と短くて済むので作業効率がよいのですが、塗装時の臭いが強く、近所迷惑になる場合があり、配慮する必要があります。
また、既存塗装の塗料の種類によっては使用できない場合があるので、確認することが良いでしょう。
下塗り作業を、そばで感じながら過ごしていましたが、目に見えない部分(上に塗料を塗ってしまうため、分かりづらい)でも、下地に合った作業や、綺麗に仕上げる塗装工事につなげるための作業工程なんだと‥‥
ただ、塗ればよい!なんて事はなく、次にする塗装面に影響が出る重要な作業であると痛感しました。
まだまだ、コンテナは下塗り作業です・・・・続
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